静岡県立静岡がんセンターと受託臨床検査事業のリーディングカンパニーである株式会社エスアールエルとが、2018年9月に日本のがんゲノム医療に広く貢献することをめざし、がんクリニカルシーケンス事業（がんクリニカルシーケンスを含むマルチオミクス検査事業を含む）を開始するため、共同出資の新会社を設立いたしました。この連携により、臨床と研究開発および検査・解析業務が一体化され、環境変化と技術進歩が著しいと言われるゲノム医療分野において、遺伝子診療上のニーズに迅速かつ的確に対応し、提供することが可能となります。

プロジェクトHOPEは、静岡がんセンターにおいて2014年１月から開始され、手術で取り出したがん組織や血液の細胞から遺伝子解析を行い、新しいがん診断・治療技術の開発につなげるプロジェクトです。

がん遺伝子パネル検査は、手術などで採取されたがんの組織を「次世代シークエンサー」という検査機器を用いて、１回の検査で大量のゲノムの情報を同時に調べることができる検査技術です。大量かつ高速で処理することで、検査日数の短縮化にも貢献します。

まずは、主治医もしくは専門医にご相談ください。

検査の結果や具体的な検査内容について、個人の方からご質問にはお答えしかねます。